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2025.4.5観望会は中止

今日の和束は、朝は氷点下1℃。車の屋根には霜がびっしり。

茶畑の防霜ファンもブンブンうなっていました。

朝からよい天気でしたが、予報通り昼頃から雲がかかりはじめ

夕方には空が厚い雲におおわれてしましました。

天気予報はこのあと夜のうちから明日朝にかけて雨。

ですので今日の観望会は中止としました。

来月は連休中になりますが、よろしくお願いします。

2025年04月05日

2024.11.9観望会

例年になくあたたかな秋です。

数日前に急に冷え込みましたが、その後もあたたかです。

観望会にはありがたいです。

数日前の天気予報は曇・雨でしたが、日を追っていい方に変わってきました。

雲がありながらも青空が見られる一日でした。

観望会のスタートは、すでに真っ暗です。

半月過ぎの月、土星、木星などは雲の合間から見られました。

星座の星達も、北の空を中心にポツポツ。

参加された皆さんには、明るい月、土星などをはじめに見ていただきました。

月はまぶしいですが、クレーターがはっきりと見えました。

土星は高倍率で少し暗かったけど、大きな串団子でした。

「団子がひとつしかない・・・」でしたね。

低倍率の望遠鏡では二重星団やすばるを見ていただきました。

星がたくさんキラキラしてとてもきれいでした。

双眼鏡でも秋の天の川やすばるを見ていただきました。

「ブロッコリーや!」

すばるをブロッコリーに見立てる感性はすごい!

木星は茶色いスジが2本見えましたね。

何度も何度も望遠鏡をのぞき、確かめました。

 

雲がたびたび星を隠しましたので、あまり星座全体を見ることは

できませんでしたが、それでも和束の夜空を楽しんでいただけたと思います。

 

今年の観望会は今日でおしまい。

また来年もよろしくお願いします。

日程が決まったらこのホームページでお知らせします。

しばし冬眠。

画像処理していない紫金山-アトラス彗星(20241103和束町)

2024年11月13日

2024.10.12観望会

この日も朝からよいお天気で、雲は少しあるものの

観望会はできそうでした。

夕方からさらに雲が少なくなりよい条件になりました。

開始直後は、望遠鏡で、半月過ぎの月や土星を見ていただきました。

月はクレーターの影がよくわかり、立体的に見えました。

本当にでこぼこでしたね。

また、土星は輪がうすくなって、串団子状態でした。

空がより晴れてくると星座もたくさん顔を出しました。

天頂付近には秋の四角形、ペガスス座が広がり、

そこから南へみなみのうお座、くじら座をたどりました。

ペガスス座から北東へアンドロメダ座、ペルセウス座、

カシオペヤ座、ケフェウス座とたどりました。

おひつじ座やすばるも見られました。

望遠鏡では「ET星団」や「二重星団」、「アンドロメダ銀河」も

見ることができました。特に「散開星団」は美しいですね。

アンドロメダ銀河は電視観望でも見られました。

望遠鏡でのぞいたのとカメラでスタックしたものの違いもよくわかりました。

双眼鏡では、すばるが美しかったですね。

また、秋の天の川をたどると星がいっぱいでした。

今回は、ドブソニアン望遠鏡も参加して、今まで以上にいろいろな

望遠鏡で星空を楽しむことができました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

来月で今年の観望会は最終です。

よろしければご参加下さい。

(紫金山-アトラス彗星;観望会の次の日の夕方です。)

2024年10月29日

2024.9.14観望会

この日は朝から快晴。

予報では午後からくもり、夕方にわか雨。

でも7時ごろからは晴れ、というものでした。

夕方には、近くの木津川市でははげしい夕立がありましたが

こちらは雷鳴は聞こえましたが雨は降らず

観望会も開催です。

7時ごろは厚い雲が多いものの、雲のすき間に

土星と月が出ていました。

開始前からお越しの方には、このチャンスを!と

望遠鏡で見ていただきました。

土星は輪が細く、串団子のようでしたね。

月は明るく、まぶしく、でもクレーターがはっきりと

また、「海」もくっきりと見ることができました。

その後も雲が広がる時間帯もありましたが

時折雲の切れ間から夏の大三角やさそり座、ペガスス座、

アンドロメダ座、カシオペヤ座、ケフェウス座など

見ることができました。

双眼鏡で見ると、星座の星々がよりはっきりとわかりましたね。

いるか座や、や座もありました。アンドロメダ銀河もなんとなくわかりました。

望遠鏡ではET星団、二重星団、アルビレオなどを見ていただき、

電視観望では、M57リング星雲やM31アンドロメダ銀河などを

見ていただきました。

空は後半ほどよくなって、見える星座もふえてきました。

 

来月は、紫金山-アトラス彗星が見えるかも知れない、ということですが

残念ながら、観望会の日は午後6時過ぎに西の空に沈んでしまいます。

次の週なら、もう少し遅い時間まで西の空に見えているはずです。

 

また来月、どうぞ星の光を浴びに来て下さい。

 

(わし座・いるか座・や座)

 

2024年09月15日

2024.8.10観望会

今日は、お昼頃雲が広がった時間もありましたが、夕方からその雲も取れてきました。

観望会が始まる頃には、雲ひとつない快晴の空になりました。

今日はスピカ食。ご存じの方もおられて、はじめは月とスピカの共演を見ていただきまし

た。半月前の月の暗い方に少しずつスピカが近づき(実際は月が近づき)とうとうかくれ

てしまいましたね。

何回も何回も望遠鏡をのぞいて、「近づいてきた」「見えなくなった」と話してくれまし

た。望遠鏡をのぞく間に、『望遠鏡で見ると逆さまに見える』ことに気がついた子ども達もいました。すばらしい!

肉眼では、夏の大三角をはじめ、はくちょう座の大きな十字、さそり座の全景、いて座、

北斗七星、北極星など見ていただきました。4等星ぐらいならなんとか見えます。

いるか座を見つけた人もいましたね。

天の川は、なんとなくボーッと白いね、と感じていただけたようです。

双眼鏡で天の川下りをしていただきました。星がいっぱいでしたね。

望遠鏡ではアルビレオやいくつかの星団を見ていただきました。

そして今夜のハイライトは午後8時30分過ぎ。どなたかが「あっ、ながれぼし!!」と

声を上げられました。みんなあわてて空を見上げると北西の方から南にひときわ明るい光

が、オレンジ・黄色・緑と色を変えて流れていきました。

大きな流星でした。おそらくペルセウス座流星群のひとつでしょう。

しばらく皆さん興奮でしたね。

 

この日は40名近くの方にご参加いただきました。スタッフが少なく、十分に星空をご案内

できずに申し訳ありませんでした。でもここの空は広く暗いです。

これに懲りずにまたご参加下さい。ありがとうございました。

(さそり座といて座 天の川)

2024年08月11日
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