4月21日の観望会を前に、19日(木)に会場となる和束小学校へごあいさつに伺いました。
この4月に新しく赴任された中熊教頭先生と懇談させていただきました。
その中で、会の取り組みについて、また会場としての小学校使用について
お話しさせていただきました。
実際の手続きは教育委員会ですが、何かとお世話になりますので
今後ともよろしくお願いします。
4月21日の観望会を前に、19日(木)に会場となる和束小学校へごあいさつに伺いました。
この4月に新しく赴任された中熊教頭先生と懇談させていただきました。
その中で、会の取り組みについて、また会場としての小学校使用について
お話しさせていただきました。
実際の手続きは教育委員会ですが、何かとお世話になりますので
今後ともよろしくお願いします。
先日(5月11日)に、6・7月の小学校利用の手続きに行ってきました。
3カ月先まで手続きができますが、11日では8月分は申し込めません。
でも、6・7月は和束小学校(予定)の「予定」がとれました。決定です。
(追)5月22日に教育委員会からOKのお手紙をいただきました。
5月19日は午後7時を回っても空一面の厚い雲。
今日は無理かな、と思っていました。
しかし7時15分頃から西の空が開け始め、三日月や金星が見えてきました。
曇り空の中、遠く大阪からのご家族、またお茶の仕事で全国各地、さらに海外から和束に
訪れている若者たちに参加していただきました。
三日月をスマホで撮影したり、まぶしい金星を見たり、
一瞬でしたが木星や北斗七星を見たりしていただきました。
ほとんどが雲に覆われた時間帯でしたが、
だからこそ見ることができたのが貴重な体験になりました。
来月は、梅雨真っ盛りですが、梅雨の晴れ間に当たりますよう
祈っています。
《ケータイで撮影した月齢3.6の三日月》
梅雨真っただ中にもかかわらず、奇跡的に雲一つない快晴!!
空気も澄んで爽やかな気温で、これ以上ない条件でした。
大阪、奈良、京田辺など遠方からもたくさんお越しいただき
20名を超える参加で実施できました。
クレーターの影がくっきりと見える三日月、
そのすぐ上に明るい金星。望遠鏡では少し欠けていたかな?
縞模様が鮮やかな木星。ガリレオ衛星も4つしっかりと見えました。
スマホで木星とその衛星をしっかり撮影していた人もいました。
そうこうしているうちに土星も姿を現しました。
美しい二重星のアルビレオ、細かい星の集まったM13球状星団、
リング状にぼんやり広がるM57惑星状星雲、
天の川に浮かぶM6・M7など星団・星雲・銀河も
いくつか見ることができました。
双眼鏡で、かみのけ座のあたりを見たり、
はくちょう座から天の川を下って見ていくと
たくさんの星々が輝いていました。
何よりも、肉眼で、あふれるような星々。
かんむり座の7つの星やこと座の6つの星。
木星を追いかけているような
きれいなカーブのさそり座の全景。
逆立ちしたヘルクレス座にてんびん座など
星座表にはあっても実際見にくい星座が
星座表のように?見えてきたのが感動的でした。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
次回も好天に恵まれることを祈っています。
こと座(ベガ以外の星は3~4等星)
かんむり座(1つの2等星以外は4~5等星)
木星を追いかけるさそり
双眼鏡で天の川付近を見るととてもきれい。
7月21日(土)
今日は、少し雲があるものの晴れのお天気。
12名の参加でした。
まずは金星から。
ほぼ半月状の形をはっきりと見ることができました。
とても明るかったですね。
続いて月。
半月を少し過ぎたところで、クレーターの影がくっきりと
きれいに見えましたね。
月の近くの木星。
この日は衛星が、片側に3個並んで見えました。
残る一個は遠く離れていたので見落としたか!?
そして土星。
小さいけれど確かに輪がありました。
惑星がぐるっと黄道を示していました。
そのほかはくちょう座のアルビレオ、
こと座のM57リング星雲など見ることができました。
そうこうしているうちにお待ちかね、
8時45分頃東の山ぎわからひときわ赤い
火星の登場です。
表面の模様はよくわかりませんでしたが
高度が低いこともあり、一層赤く明るく輝いていました。
来月は18日です。
森のおはなし会の皆さんによる
絵本のおはなしも予定しています。
ぜひお越し下さい。
8月の観望会は、「森のおはなし会和束」の皆さんによる
おはなし・ペープサートを楽しんでいただきました。
小学校の校舎の端っこに、小さな投光器を置き
シートを広げ、コーナーを設けました。
10数人の大人と子ども達は、
旧暦の七夕が前日であったことにちなんで
「織姫と彦星」の昔話をききました。
ペープサートで進められたおはなしは
とてもイメージしやすく
七夕伝説がよくわかりました。
今日の星空についてもおはなししていただき
どれが織姫星、どれが彦星と
見つけることができましたね。
望遠鏡では
上弦の月、木星、土星、火星、
二重星アルビレオなどを見ていただきました。
空は雲が少し出て、惑星にしてもややぼやけた感じでした。
それでも天頂付近の夏の大三角をはじめ
「こと座」の6つの星、「ヘルクレス座」「いるか座」も
見ることができました。
「天の川」までは無理でした。
終わる頃には
カシオペヤ座やペカスス座、
みなみのうお座のフォーマルハウトも
出てきて
秋の気配を夜空で感じることができました。
次回は9月15日です。
今日は朝から分厚い雲でした。
9月に入ってずっと雨や曇り空が続いています。
8月の晴れ続きの反動でしょうか。
今年度初めての中止でした。
次回、10月20日は晴れますように祈っています。
今日は朝から小雨が時々降る変わりやすい天気でした。
天気予報では午後から晴れると言うことでしたが
夕方になっても雲ははれず。
でも、日が沈む頃になると、みるみるうちに雲が晴れ、
観望会の時刻には雲一つない晴天!
(しかし 寒!)
土星は8時過ぎに小学校校舎の影に沈みましたが
ペガススの四辺形が空高く駆け上がり
夏の大三角を西へと追いやっていました。
カシオペヤはアンドロメダ、ペルセウスとともに
きらめいていました。
スタッフを入れて15名ほどの参加でした。
子ども達は毛布にくるまりながら
望遠鏡をのぞき、双眼鏡をのぞき
星座のお話を聞いていました。
月齢11の月も明るく
クレーターが輝いていました。
流れ星を見た人も何人かいましたね。
オリオン座流星群の極大日が21日ですね。
望遠鏡・双眼鏡では、月・土星・火星・M32アンドロメダ銀河
M45すばる・二重星団・ハンガーコート・ET・アルビレオなどを
見ていただきました。
めったにない「快晴」の夜空を
皆さん、満喫できた夜でした。
(写真上;カシオペヤ座・アンドロメダ座・ペルセウス座。
写真下;ペガスス座・うお座・おひつじ座)
埼玉県から修学旅行に来て、和束町に「農泊」している高校生を対象に
今日と明日、連続で観望会です。
今日は朝から曇り空。
夜になっても7割が雲で3割が星、といった状況でした。
そんな中でも4グループの高校生と
受入家族の方にお越しいただきました。
かろうじて、アルビレオ、すばる、火星、ペルセウス座α付近のMel20などを
見てもらいました。
雲がもっと少なければ・・と思いつつも
いろいろ質問もしてもらい、楽しいひとときを過ごしてもらえたかな
と思っています。
寒い中、来ていただいた皆さん、ありがとうございました。
追)
よくあることなんですが、10時頃家に帰ると
空はきれいに晴れ、カシオペヤからペルセウス、アンドロメダ、
ペガススと、とてもきれいに星が輝いていました・・・💧。
昨日に引き続いて、修学旅行中の高校生を対象に観望会。
今日も昼間は雲だらけ。
でも4時半を過ぎると少しずつ青空が出始め
5時過ぎには青空いっぱいに。
午後7時30分スタート予定でしたが
6時頃にお見えのグループもありました。
7時過ぎには次々に来られました。
少し雲はあったものの
西の空の土星をなんとか見ていただけました。
すばる、M31、アルビレオなども望遠鏡や双眼鏡で
見ていただきました。
しかし、8時近くになると、突然雲がたくさんわいてきて
星がまったく見えなくなってきました。
この頃になると高校生も続々集まってきましたが
何も見えない望遠鏡の周りに佇むほかはありませんでした。
遠くの鉄塔の赤い明かりを見たり
望遠鏡のお話を聞いたり
星の写真の撮り方を聞いたり
思い思いに時間を潰しましたが
寒さには勝てません。
9時を前に宿舎に戻られました。
でも9時前に来られてしばらく待っておられた皆さんには
ラッキーでした。
9時頃から雲が晴れ始め5分ほどで
満天の星空になりました。
星座のお話を聞いていただいたあと
望遠鏡・双眼鏡でM31、すばる、アルビレオなどを
見ていただきました。
スタッフを含め、総勢120名を超える参加になりました。
8名のスタッフでは十分対応できなかったことについては
反省するところです。
あわせて観望会資料を100枚準備しましたが
最後の方では不足することになり
申し訳ありませんでした。
(以下にアップしておきます)
また、ちょうど曇り空の時間帯に来ていただいた皆さんには
とても残念でした。こればかりはどうしようもありませんが・・・。
修学旅行の1ページになったでしょうか。
また何かの機会に、ぜひ和束を訪れて下さいね。
おわび
お渡しした資料の中で2つ、訂正があります。
1.アンドロメダ座にある銀河、アンドロメダ銀河はM31です。M32はM31のすぐそばにある小さな銀河で、大きな望遠鏡でないとなかなか見られません。
2.星図についてはアストロアーツ社のステラナビゲータ10を使っています。
数日前の天気予報が外れ、夕方には快晴になりました。
しかし、観望会開始の7時30分頃には、空全体に雲がかかり、
星も見えなくなってきました。
しかししかし、なんということでしょう。
8時を回ると、あんなにあった雲は晴れ、
またもや快晴のコンディションに。
遠くからお越しいただいた皆さんに
秋の星座をお話しし、双眼鏡で秋の天の川を見ていただき
望遠鏡で、半月過ぎの月、すばる、火星、二重星団、
M37、M42などを見ていただきました。
秋も深まって、夜は寒さがしみてきますが
いろいろ楽しんでいただけたようです。
(二重星団h-χ)
私のおすすめの星の本としては
「○の星座博物館 山田卓著 地人書館」
○に「春・夏・秋・冬」が入った4冊です。
それぞれの季節に見やすい星座を
写真も含めて詳しく、ていねいに説明されています。
私の主なネタ本として活用しています。
さて、今年の予定は今月でおしまい、としていましたが
来月、「46P/ウィルタネン彗星」が地球に近づき
肉眼でも見えるかもしれない、と言われています。
それを望遠鏡や双眼鏡で見てみよう、ということで
急きょ12月8日(土)午後7時30分より
和束小学校(予定)で観望会を開きます。
寒いときですが、よろしければお越し下さい。
同じ趣旨で12月15日(土)には
旧加茂プラネタリウム館駐車場でも
午後7時30分から観望会を行います。
よろしくお願いします。
2019年最初の観望会を4月13日に行いました。
この日は午前中までとてもよい天気で
雲一つない、しかもあたたかい日でした。
しかし、天気予報は当たるものです。
夕方から、空一面に雲が広がり
かろうじて月の輪郭が雲を通して見えていると
いった様子になりました。
スタッフが望遠鏡を月に向けても
月の表面が光ってるだけでクレーターも見えません。
そうこうしているうちに
8時頃でしょうか。いつもお越しいただいている
大阪のご家族が見えられました。
するとどうでしょう。
雲がうすくなりはじめ
シリウスやプロキオン、カストルにポルックス、スピカ、
レグルスやデネボラなどのしし座の星々、
北斗七星の星達まで見えてきました。
もちろん月のクレーターもはっきり見え、
子どもさんに「スマホで撮影」まで
チャレンジしていただきました。
そのうちに、空はまた雲に覆われてしまいましたので
時間を早めて観望会を終わりました。
少しでも夜空を楽しんでいただけてよかったです。
P.S. かくいう私は今日はあわてて
望遠鏡の「鏡筒」を忘れてしまいました。
今まで、たまーに「バッテリーを忘れた」とか
「接眼レンズを忘れた」とかはありましたが
鏡筒は初めて。
何をしに来たのやら・・・。
この日は先月と同様、朝から快晴に近いお天気。
でも先月と違って雲が広がる気配はありません。
そのまま夕暮れを迎えました。
まだ少し薄明の残る19時30分、
大阪市からお越しいただいたご家族に
北斗七星・北極星、春の大曲線、
春の大三角のお話しを聞いていただき
月齢6の月を10cm屈折望遠鏡で見ていただきました。
小さなご兄弟が、何度も何度も、交代しながら
「わぁ!」と見ている姿が印象的でした。
あとから到着のご家族は、子どもさんが
スマホで月の写真撮影にチャレンジ。
なかなか光軸がカメラに一致せず
大苦戦。
「もうあきらめたら?」の声にもめげず
とうとう素敵な写真をゲットしていました。
先のご家族の子どもさんも
スマホ撮影に成功していましたね。
いい記念になったと思います。
月は20cmシュミカセで見ると
また違った見え方でしたね。
そのあと、二重星のミザールやコルカロリも見ていただきました。
肉眼でかんむり座に挑戦してもらったのですが
なんとか6つは見えました。
最後の7つめ(イオタ星4.9等)は厳しかったかな。
双眼鏡をお持ちの方には
かみのけ座(Mel.111)を見ていただきました。
宝石をちりばめたような星々を楽しんでいただきました。
(かんむり座)
そのうちに若者2人が来てくれました。
肉眼で春の星座(おおぐまの足の爪の二つ星3組も)、
春の大曲線(からす座まで)、春の大三角、
黄道12星座の星々(双子座からさそり座まで(かに座は月があり見えなかった))
ブラックホールで話題になったM87のある場所、
望遠鏡ではベガのダイヤモンドのような輝きと
M13のボーッとした輝きを見ていただきました。
彼女たちも空の暗い地域で育ったけれど
じっくりと夜空を見上げる機会として
楽しんでもらえたと思っています。
空は「完璧」ではありませんでしたが
雲が広がることもなく
とても素敵な夜空だったと思います。
参加していただいた皆さん、
ありがとうございました。
スタッフが帰る頃には、東の山から木星が出てきました。
来月の観望会では見られるでしょう。
この日は朝から雨が降ったりやんだり。
お昼過ぎには雨も上がり
次第に雲の厚さも薄くなってきました。
でも4時頃では空がほとんど雲でおおわれていて
予報でも大阪湾から次々に
雲がやってくるというので
中止にしました。
夜は、たまに三日月が雲間から見られましたが
星は見られませんでした。
また来月に期待しましょう。
とても暑い日が続いてバテバテです。
でも、久しぶりに観望会が開けました。
日中はほぼ快晴ですが、日の入り後、雲が少し広がってきます。
今日は半月(上弦)を過ぎた月の右どなりに木星、
左どなりに土星が輝き、どうぞ見て下さい、と言わんばかりでした。
見ていただいたのは
月(欠け際のクレーターがうつくしい)
木星(2本の茶色っぽいスジと、3つのガリレオ衛星がはっきり)
土星(リングが本当にあるんや!)
アルビレオ(色の対比がきれい)
ミザール(こんなに星があったの?)
M57(ボーッとしてました)
M13(やっぱりボーッとしてました)
M31(やっぱりボーッとしていました)
M39(キラキラ)
いるか座(双眼鏡で見ていただきました)
野鳥観察用のスコープを
持ってきていただいた方もあり
確かにこれは正立像、望遠鏡は倒立像と
ちがいを見ることもできました。
お越しいただいた方、どうもありがとうございました。
今日のおまけは「天文宇宙検定」のうちわでした。
次回9月7日は暑さも治まっていますように。
9月7日土曜日は朝から晴。
昨日よりも雲は多めでしたが予報は晴時々曇り。
午後6時頃は、空はきれいに晴れていました。
小学校のカギを借り、準備を始め望遠鏡をセット。
木星も月もきれいに見えています。
すると7時頃から、どこからか雲がわき、みるみる空を覆っていきました。
雲の色も黒く、そのうちにパラパラとしぐれまで!
あわてて望遠鏡に覆いをかぶせたりしました。
午後7時30分には空一面雲で。特に東の空が黒い。
いったん望遠鏡は片付けて、
8時まで待って、ダメなら中止、と話していると
いつも来ていただいているOさんがご挨拶に来られました。
少し前に電話をいただいて「今日は難しいです」とお伝えしたのですが
わざわざ来ていただきました。
しばらく空を見上げて「やっぱりダメですね。」とお帰りになったあと
天頂付近が開けてきました。
と、そこへ再びOさんが戻ってこられました。
「星が見えだしてきたので・・」とのこと。
急いで望遠鏡を出しました。
双眼鏡をお持ちでしたので、はくちょう座の
天の川付近を見ていただいたり、
人工衛星を見ていただいたりしました。
望遠鏡では、月、木星、土星などを見ていただき
スマホで写真を撮ってもらったりしました。
そのうちに地元のWさんも見えて
いろいろなお話をしながら
9時頃まで観望会を持つことができました。
皆さん、ありがとうございました。
来週、9月14日は、けいはんな公園で「観月の夕べ」が
開かれます。和束星を楽しむ会のメンバーも
望遠鏡などを持ってスタッフ参加します。
いるか座
農泊で和束町を訪れた神奈川県の高校生を対象に
観望会を計画しました。
10月1日(火)は、夕方からひどい雷雨で
予報では夜中まで雨が続くというので
夕方5時の時点で早々に中止にしました。
(よくあることですが8時前には木星、土星が雲の隙間から顔をのぞかせていました・・・
でもまたすぐに隠れましたよ。)
2日(水)は一面の曇り空。
それでもとりあえず開場の和束小学校で準備をしました。
細い三日月が、厚い雲を通して光っていましたが
早々に校舎のかげに沈んでいきました。
一瞬、こと座のベガやはくちょう座のデネブが
あたまの真上で光りましたが、それも一瞬のこと。
ずっとべたっとした雲に覆われて星は見られませんでした。
それでも4件20人ほどの方が見えられ
和束の夜景(?)やシカよけのライト、行き交う飛行機のライトなどを見て
楽しんでもらいました。
こういう機会があれば、また計画をしたいと思います。
台風19号が日本列島に接近、夜に静岡方面に上陸。
関東地方から東北地方に進み
甚大な被害を及ぼしました。
当地でも昼前から風雨が強くなり
観望会どころではなくなりました。
被災地の一日も早い復旧をお祈りします。
11月は2日に観望会を予定します。
昼間は和束町では「茶源郷まつり」。
どうぞおこし下さい。
この日は朝から快晴。
昼間も快晴。
高く飛ぶ飛行機がつくる飛行機雲も
すーっと消えていき水蒸気も少なめ。
夜が楽しみ!
夕方になると少し雲が出始めて
いやな予感。
飛行機雲も太く長く低く・・
準備にかかる午後6時半では
もう暗くなって手元が見にくい。
空は月齢5の少し太った三日月と
すぐ上に土星が輝き
その西には明るい木星が見られます。
南東から頭上にはフォーマルハウトや
デネブカイトス(ディフダが正式な固有名だそうです)
ペガススの四辺形、
アンドロメダ座やそれに続くペルセウス座の明るい星が
雲の隙間から輝いています。
でも雲は確実に空を覆い始めています。
ほぼ準備がととのった7時
木星は雲にかくれ
土星も出たりかくれたり。
フォーマルハウトなどの南東の空はアウト。
北極星もカシオペヤ座も見えません。
観望会のスタートの7時半には
土星まで雲にかくれてしまい
あとはうすい雲を通した月だけが見えています。
ときどき天頂付近の夏の大三角は出てきますが
すぐにかくれてしまいます。
そんなこんなで昼間の期待とは正反対の空模様で
わざわざ遠くから来ていただいた方には
満天の夜空とはほど遠い
ぼやけた月(それでもクレーターは見えましたね)と
遠くの鉄塔の明かり、
和束の夜景を見ていただきました。
これに懲りずにまた条件のよいときに
お越し下さい。
さて、今年の観望会はこれで終わりです。
しばらく冬眠にはいって
また来年の春、始めたいと思います。
予定はこのホームページにupします。
よろしくお願いします。
*12月26日(木)の部分日食の観察会を木津川市で予定します。
詳細は「星を楽しむ会」のサイト(http://star.g1.xrea.com)で11月中旬にご案内します。
新型コロナウィルスの感染拡大を予防するため、和束小学校での観望会は中止し、それぞれのお家での観望会に変更しました。
空は雲一つない快晴!あぁ・・・
私(ふ)は家の外に望遠鏡を出しました。
三脚を出し
赤道儀を載せ
望遠鏡を載せ
なんやかんやとセット、調整。
結構手間がかかります。
夕食後、空が暗くなり、観望会開始7:30。
西の空には月齢2の細い月。
その上には今年最も明るい時期を迎えた金星。
ピントも露出もいい加減ですが「三日月型」になっているのがわかります。
北の空には北斗七星が高く昇っています。2等星が6つもあるのでよくわかります。
「柄」の先から2つめの星は「ミザール」という名前がついていますが、よく見るとすぐ近くにも星があります。「アルコル」という名前の星です。(消毒用)アルコールとは関係がないようです。
南の空にはしし座が中央にそびえ、右側にかに座があります。
かに座の真ん中に、望遠鏡では視野いっぱいに星のクラスター
M44プレセペ星団が見えます。星がいっぱいですね。
そのさらに右側にはふたご座。
足下には、やはり星のクラスター、M35が見えます。
パンスターズ彗星がきりん座にあるらしい、というので見てみました。
ボーッとした光がそれですね、たぶん。
北斗七星から春の大曲線、うしかい座のアークツルス、おとめ座のスピカを経てからす座に至ります。
春の大三角も大きく見えます。正三角形に近いですね。
かみのけ座。ここにも小さな星が散らばっていてとてもきれいです。
そうこうしているうちに午後9時になりました。
今日の観望会はここまでにしましょう。
5月は実施できることを祈りましょう。
では撤収!
5月23日(土)も新型コロナ対策のためおうち観望会に変更。
ただ空模様はもうひとつ。
午後7時過ぎには空一面に雲が広がり
低い雲のかたまりも南の方から広がってきました。
暗くなってから、たまに北斗七星やアークツルス、スピカ、ベガの姿が
出たり入ったりしました。
でも8時頃には空全面が雲に覆われ、星の姿は見られませんでした。
ということで、おうち観望会はここまでです。
来月は27日です。開催予定です。
2020.6.25は朝から厚い雲。
梅雨の真ん中なので、きびしい状況でした。
夕方、少し空は明るくなってきましたが、
相変わらず空一面の雲で、観望会は中止になりました。
次は7月25日。
もう梅雨は明けていると思います。
今年、学校はまだ「夏休み」ではなさそうですが
ぜひお越しください。
7月25日(土)の観望会は、雨天のため中止となりました。
先月に続いて、連続です。先月には
梅雨ももう開けてるかな、と期待はしていたのですが
結果はまだ梅雨明けに至らず、ここ数日ずっと雨です。
このままでは「ネオワイズ彗星」がどっか行ってしまうんじゃないかと
心配します。
来月こそは開催できることを祈っています。
カンカン照りの猛暑が続くこの夏、いったいどうなっているのでしょう。
予報ではくもりのち雨。
でも朝から青空。
このままいってくれれば雲の間から夏の大三角などが見られそうでしたが・・
4時過ぎ頃から雲が空一面に広がり、5時前にはゴロゴロと雷の音も。
ざっと雨が降ってきました。
気象庁のサイトで見ていると、和束の周りの井手町・木津川市・精華町・南山城村で強烈な雨。
とうとう大雨洪水警報が発表される始末です。
その後の予報でも午後9時頃までは雨が続くようでしたので中止としました。
今年はまだ一回も開催できていません。
来月こそは、と祈っています。
9月は26日。少し明るいお月さんも見られるでしょう。
環境省が、星空観察を通じて「光害」や「大気汚染」に関心を深め、良好な大気環境や美しい星空を観光や
教育に活用することを目的に、平成30年度から進めている事業として「星空観察」があります。
目的に若干突っ込むところはありますが、継続的な「空」の観察は大事だと思いますので参加をしました。
内容は
1.肉眼による観察(①「天の川」の観察 ②GLOBE AT NIGHTへの参加による星の観察)、
2.デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
の2つです。
2020年8月14日(金)が雲一つない夜空になったので調査をしました。
1.の①はa.はくちょう座付近、b.たて座付近、c.いて座付近の天の川が見えるかどうかを調べます。
②ははくちょう座付近の星の見え方が、あらかじめ配布された8種類の星図のうちどれに近いかを調べます。
結果は1①abcすべてで天の川を見ることができました。昨年はaだけしか見えませんでしたが今年は
全部見えました。天の川といえば、星図などではゆるやかにカーブして描かれていますが、実際はきわめて
直線的ですね。デネブのあたりからさそりのしっぽまでまっすぐです。
ちょっと考えればあたりまえですね。思い込みはこわいです・・・
1②は4の星図でした。4.5等級の星が見えている、というものです。これは昨年といっしょでした。
2.もデータをとって送りました。昨年の夏のデータでは夜空の暗さとして19.49等級でした。
天の川が見え始める暗さということでしたが今年はどうでしょうか。20等級を超えていればいいのですが。
朝から雨は降っていませんが
ずっとくもり。
GPVの雲予報でもずっとくもり。
残念ですが、今月も中止にしました。
今年は一度もできていません。
11月は2回計画をすることにしました。
1回ぐらいは実施したいな。
やっと。やっと観望会を開くことができました。
しかもほとんど雲のない空。
ご参加いただいた方の中には、大きな望遠鏡や小さな望遠鏡を持ってきていただいた方も。
見ていただいたのは、まずは月。スマホで写真を撮っておられました。
木星・土星もまだ西の山に沈まずに見えていました。
火星は黒い模様がうっすらとわかりましたね。「キンメリア人の海」から「小シルチス」「大シルチス」に
かけての黒い帯でしょう。
二重星のアルビレオ、真っ赤なガーネットスター、二重星団、すばる、M15など見たい放題でした。
肉眼で秋の四辺形の中にいくつ星が見えるか、チャレンジしてもらいました。
2つくらいだったでしょうか。月の光があったので、4.6等の星までしか見えませんでした。
少し視線をずらすと見えるという不思議な現象です。
いずれにしてもみなさんには夜空を楽しんでいただけたと思います。
11月は14日と28日の2回予定します。またお越しください。
あ、報告を忘れていました。
11.14は快晴。風もなく比較的寒くもなく絶好の観望会日和(!)でした。
午後7時30分には、あたりは夜空。
南西の空に木星と土星が輝きます。
木星のガリレオ衛星は片方に4つ並んでいました。
火星はまだまだ赤く明るく主張していました。なんとなく模様があるのはわかりますが
よくわかりません。
肉眼で星座を探します。
おひつじ座の逆「へ」の字、秋の四辺形、ケフェウスの五角形、
アンドロメダの「A」の字、ペルセウスの「人」の字、カシオペヤの「M」の字、
くじらのおなかの台形、(くじらの尻尾は「デネブカイトス」と最近は言わないんですね。
「ディフダ」なんですね。)
くじらの頭の五角形がよくわからない・・・。下の2つしか見えない・・・。
望遠鏡ではガーネットスターを見ました。濃いオレンジ色でした。
M15、M31、M57、M27(写真に撮られていた方もおられましたね。写真では色がついていました!)。
NGC457はトンボか、はたまたETか。M45すばるは対空双眼鏡で見ると大迫力でした。
そうこうしている間にオリオン座も東の山並みから出てきました。
M36,M37、M42も見られました。
とにかく見たい放題、こんな観望会は一年に一回できるかどうか
といった日でした。
皆さん、満足されて帰途に着かれたと思います。
また、こんな夜が訪れることを願います。
今日は朝から時雨模様でしたが、夕方になって青空が出てきました。
暗くなる頃には星もちらほら見え始め、月齢13の月は明るく輝いていました。
天気予報は「くもり」でしたが、とりあえず会場を開けることにしました。
準備中に、木星・土星を見ていましたが、すぐに西の山に沈んでいきました。
スタートの7時30分頃は、山ぎわには雲が出ていたものの、空は晴れて
天気予報を裏切っていました。
月が明るいので、星座を作る星の数は少なめでした。
参加された方に、月・火星などを見ていただいている間に少しずつ雲が広がり
8時過ぎには全天がくもり、月ですらまったく見えなくなりました。
ここでひとまずおしまいにしようと話していると
別の方が駆けつけてくださいました。
空の様子をお話ししていると、何と少しずつ晴れ間が・・・。
これはチャンス、と月を見ていただいたり、スマホで写真を撮ってもらったり。
そのうち空も次第に開けてきて(よほどこの方たちの日頃の行いがいいのでしょう)
火星・すばる・二重星団と望遠鏡で見ていただきました。
あわせて双眼鏡で、はくちょう座からケフェウス・カシオペヤ・ペルセウス・おうし座と
たくさんの星を見ていただきました。
星のクラスターを感じていただいたところで、再び雲が広がりはじめ、あっという間に全天厚い雲。
ここで今日の観望会はおしまい。
今年の観望会も今日でおしまいです。また来年、予定が決まればupします。
それまでご機嫌よろしく。
2020年度の「環境省 冬の星空調査」の結果が発表されました。
(http://www.env.go.jp/press/109340.html)
2020年8月14日の夜空の暗さは19.54等級でしたが
2021年1月10日は19.61等級でした。
いずれも天の川がやっと見える程度の暗さです。
さすがに冬の天の川は夏に比べてかすかなものでしたが
夜空の暗さは大切にしたいものですね。
この日は朝から雲ひとつない快晴。
こんな日はややもすると午後から曇ってきますが・・・
で、例に違わず夕方からうすい雲が出てきました。
午後7時30分には一面に薄雲が広がっています。
一等星の「冬の大三角」は見えます。
しし座のレグルズも見えます。
でも2等星は・・・。
北極星が見えません。北斗七星もよくわかりません。
でも、所々に星が見えます。
何とか二重星のアルギエバ、コルカロリは見てもらえました。
M35、M42、M3も何とか見てもらえました。
お天気がよければ「うみへび座」をたどってもらおうと
思っていましたが、
心臓の「アルファルド」だけしかわかりませんでした。
来月はお天気になるよう願っています。
新型コロナの影響や雨天曇天の影響で、今年2回目の観望会になりました。
朝から晴天で、雲は少し出ていたものの十分な青空でした。
でも、夕方から「やっぱり」ひつじ雲が広がり、青空がせまくなってしまいました。
日暮れが早くなり、午後6時を回ると暗くなってきました。
6時半には金星や木星は雲の間から輝いていました。
観望会開始の7時30分にはほぼ雲。
かろうじて時々姿を見せる木星や土星を観ていただきました。
でもでも、時間が立つと徐々に雲が晴れ、8時20分には全天快晴!
ペガススの四辺形からアンドロメダ座、カシオペヤ座などの秋の星座も
全景が観られました。
アンドロメダ銀河や二重星団、ET星団なども観ていただきました。
天頂付近ははくちょう座。そこからカシオペヤ座にかけてうっすらと白く、
天の川を観ることもできました。
参加された方の中には、電子観望にトライされた方もいて
アンドロメダ銀河(M31)やリング星雲(M57)をタブレットに映し出されていました。
鮮やかに銀河や星雲が表現されるところがすごいですね。
今回も町外からたくさんご参加いただきました。
時間をかけてお越しいただきありがとうございました。
来月は13日の予定です。また、よろしくお願いします。
朝は快晴。
昼からは雲が出て、それでも陽の差す一日でした。
午後6時過ぎから準備を始めましたが、その頃は空の半分は雲が覆っていました。
寒い!11月も中旬なので、当たり前といえば当たり前なのですが、冷えます。
月や木星、土星は見えていました。夏の大三角の一等星も雲に入ったり出たりですが
見えています。
参加された方には、まずET星団を見ていただきました。感動!
続いて月です。上弦過ぎの月ですのでクレーターがよく見えます。
まぶしいぐらいです。ムーングラスをして見え方の違いも見ていただきました。
スマホで写真も撮っていただきました。むずかしいですね。
次に木星。縞模様やガリレオ衛星も見えました。片方に3個、もう一方に1個でしたね。
そして土星。木星よりも小さく見えますが、はっきりと「輪」が確認できます。
そのあとは「すばる」や二重星の「アルビレオ」「二重星団」も見られました。
電子観望の用意をされていた方には「アンドロメダ銀河」「すばる」も見せていただきま
した。画像がスタックされて行くにつれ、淡い部分が浮かび上がってくるのは魅力的です
ね。
双眼鏡でも「すばる」や秋の銀河の星々(Mel.20など)を見ることができました。
雲が比較的多めでしたが、そのすき間をぬってたくさんの星を、様々な方法で見る
ことができてよかったです。
さて、今年の観望会は今日でいったんおしまい。冬眠に入ります。
来年の予定は3月頃に決めたいと思います。
新型コロナの流行もあり大変な一年でしたが、来年は通常通りに観望会ができることを祈りたい
と思います。
ご参加、ご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
この日は午後には空一面に雲。
たまにすき間から陽射しが漏れてくるといったお天気。
下り坂ということでしたが様子を見ていました。
しかし午後7時ごろにはほぼ全天くもり。
たまにひとつ、星が現れては消え、しばらく何も見えず。
で、中止することにしました。
せっかくお越し下さったみなさま、ありがとうございました。
これに懲りずに、次回、来月7日にまた来て下さい。
朝から快晴。
予報は夕方から所により雨でした。夕方には夏の雲が出ていましたが、空の半分は青空でしたので
実施しました。
今日は新たに京都市内から「eVscope」を持ってかけつけていただいたメンバーも含めて
14名の参加でした。
観望会開始の時は、ふたご座、こいぬ座、おおいぬ座、ぎょしゃ座、しし座、おとめ座、うしかい座の
明るい星や、北斗七星、北極星などが見られました。
望遠鏡では半月近くの月を見ていただきました。欠け際のクレーターがとてもはっきり見えました。
見たままをスマホで撮影をしていただきましたが
最近のスマホのカメラ、レンズが3つもついています。
一体どのレンズであわせればいいのでしょうか。苦労されていましたが、いい写真が撮れたようです。
双眼鏡ではミザール・アルコルの二重星を見たいただきました。
そのうちに雲が広がりだして、全天厚い雲がおおい、星がひとつも見えなくなりました。
eVscopeは、きっと星雲や銀河を観望するのにとてもいい機材だと思います。
ただ今回は雲が多く、また、近くでAZ-GTiのWi-Fiを使っていたせいか
実力が発揮できませんでした。
また次回、おとめ座やしし座、おおくま座の銀河を観望できることを期待しましょう。
今回も遠くからたくさんの方のご参加、ありがとうございました。
また、夜空の暗い和束にお越し下さい。
M3 今日は見えませんでした。
例年になく早い梅雨明け宣言が出されました。
当地に近い、アメダスがある京田辺市では、
当日を含め37℃を超える猛暑日が3日間続き、
当日も朝からよく晴れていました。
でもこんな日の夜は得てして・・・・
「観望会あるある」で夕方から雲が広がり
観望会開始時刻は望遠鏡のアライメントすらできない状態。
参加いただいた方には、かろうじて、雲を通しての三日月を
見ていただきました。欠け際のクレーターがくっきりと見えました。
ただ倍率を上げると光量が不足し、もうひとつでした。
雲のすき間から見えたアンタレス、二重星のアルビレオも
楽しんでいただきました。
肉眼や双眼鏡ではこと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの
夏の大三角も見ていただきました。
残念ながら、今日もeVscopeの出番はありませんでした。
来月こそは散光星雲のきれいな輝きが見られますように。
M16
暑い日が続きます。
でも空模様はくもりが基調。
今日も一部に青空が見えるものの雲が広がり
一時雨も降っていました。
夕方は、3割ほど青空が見える程度でしたが
うまくいけば雲のすき間からいろんな星を観ることができますね。
8月1日から7日はスターウィークです。
スターウィークにちなんで、
いくつかのパンフレットやリーフレット、カードを準備しておきました。
観望会開始の7時30分には、子どもさんを含め
たくさんの方に集まっていただきました。
ただ、空のほうはさっきまで見えていた半月も雲に隠れて・・・
でもしばらく空を見上げていると「あっ、一番星!」と
子どもたちが『こと座のベガ』を見つけてくれました。
そのあとも「2番星!」と『わし座のアルタイル』や
北斗七星の端っこの星『おおぐま座のベナトナッシュ』などを
雲のすき間から見つけてくれました。
でもすぐに雲に隠れてしまいます。
なんとかベガを望遠鏡で見ていただきました。
「明るい!」「キラキラ!」「ピカッ!」
アルタイルも望遠鏡で見えました。
「どんな形に見えた?星の形?」「ううん。小さなまる!」
いて座のσ星も望遠鏡で見えました。
やっぱり明るい光の点でしたね。
いよいよ雲が広がり星がひとつも見えなくなりました。
遠くの鉄塔のあかりも見ていただきましたね。
ここで子どもたちは帰途へ。
観望会あるあるですが、しばらくすると月が姿を見せました。
半月ですので、欠け際のクレーターの陰影がはっきりとして
また、『海』と『高地』のコントラストがはっきりして
見応えのある月でした。
スマホで撮影にチャレンジしていただきました。うーん。むずかしい!
最近のスマホはレンズがいくつもついていて
どれにあわせればいいのか???
そのうちに東の空の雲のすき間から土星が出てきました。
「わー、すごい!」「輪がある!」
これもスマホ撮影にチャレンジです。結果は・・・。
南斗六星もほぼ全景が見られました。
いて座の散開星団も見ていただきました。
でもこれらも一瞬。
雲が全天をおおい、またしてもまったく星がみられなくなり
観望会を終了しました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
また来月もお待ちしています。
昼間は青空も広がっていましたが
午後6時を過ぎたころから
「奈良県北西部」に大雨警報をもたらした雨雲がやってきて
くろい雲が広がり、稲妻が光り出しました。
ということで観望会は中止しました。
来月は予定を変更して15日(土)に行います。
また、今年は条件が悪い日ばかりでしたので
追加の観望会として11月19日(土)を設定しました。
どこかでスカッと晴れてほしいですね。
久しぶりの快晴の観望会になりました。
雲ひとつない夜空には、木星が明るく輝き
夏の星座、秋の星座が全天に広がっていました。
カシオペヤ座がくっきりと北極星を指し示し、
ペガスス座の四辺形は大きく存在感たっぷりです。
夏の大三角は頭の真上に輝き
はくちょう座からカシオペヤ座にかけて
何となく天の川を感じることができました。
いるか座や、や座も見えていました。
望遠鏡では木星、土星を観ていただきました。
木星の衛星は、3つ見えていました。
でも時間が遅くなると4つにふえていました。
土星の輪はとても感動しますね。
二重星は「アルビレオ」を観ていただきました。
色の対比が美しかったですね。
銀河は「アンドロメダ銀河」や「M33」などを電視観望でも
見ることができました。
星団は「ET」「M15」「二重星団」「M45(すばる)」などを観ていただきました。
「星がいっぱい!」でしたね。
星雲は「M57」「M27」。電視観望では迫力がありました。
双眼鏡で、秋の天の川を、カシオペヤ座からペルセウス座へたどって
観ていただきました。こちらも「星がいっぱい!」でした。
参加していただいた28名の方には、和束の秋の星空を満喫してもらえたと思います。
ありがとうございました。
(M57)
昼間出ていた雲もすっかり消えて
今夜も快晴!
絶好の星見・月見日和。
3日後に満月(皆既月食)を迎える月がまぶしく
その近くには月に負けじと木星が輝く空です。
開始の午後7時30分ごろにはご家族連れがお見えになりました。
夏の大三角、カシオペヤなどを観ていただいて
木星・土星の説明。
「どうしてあれが土星ってわかるの?」の質問にどきどき。
望遠鏡で土星・木星・月などを観ていただきました。
月のクレーターや土星の輪を満喫していただけたかな?
ベガなどの恒星、アルビレオなどの二重星、
二重星団などの星団、M31などの銀河、M27などの星雲も
観ていただきました。
星団・星雲・銀河は「電視観望」と肉眼での見え方の違いも
感じていただけたと思います。
そうこうしているうちに火星が山から上がってきました。
赤い星を観ていただきました。
オリオン座も上がってきました。
ご持参いただいた小さな望遠鏡でも月などを観ることができましたね。
空が明るかったので、星座をたどるのがむずかしい面もありましたが
秋の夜空を楽しむことができました。
遠方からもご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
(二重星団)
午後から雲が広がり、4時ごろには北に少し青空があるだけで
9割が雲におおわれていました。
天気予報も「明日は雨」なので下り坂。
でも不思議。
観望会開始の午後7時30分にはほぼ快晴。
南の遠くの山ぎわに雲があるだけで
頭上には秋の四辺形がまたたき
カシオペヤはその存在感を際立たせています。
参加していただいた方には
まず木星を観ていただきました。
きれいな丸い姿に二本のしま模様。
衛星が片方に3つ、もう一方に1つ。
なんだか不思議な光景ですね。
そして土星。
あの「輪」が、いかにも「土星」でしたね。
せっかくのきれいな星空でしたので、肉眼で
カシオペヤ座、ケフェウス座、アンドロメダ座、
ペルセウス座、ペガスス座など、古代エチオピア王国の
神話とともに秋の星座をたどっていただきました。
ただ、くじら座は星が3つぐらいしか見えませんでしたね。
双眼鏡を使って、すばる、ヒアデス星団、Mel.20、
秋の天の川なども観ていただきました。
NGC457は、「何に見える?」といろいろ話になりました。
いずれにしても秋の夜空を満喫することができました。
今年の観望会はこれでおしまいです。
また、来年の予定が決まり次第
このサイトでお知らせします。
環境省の「星空観察・夜空の明るさ調査」の結果が発表されました。
2022.8.28の夜空は19.61等級でした。
2019年夏が19.49、
2020年夏が19.54、
2021年夏が19.49、
2022年夏が19.61 という変化です。
天の川がやっと見える暗さです。
2022年度冬の調査も行いました。
結果は数か月後です。
朝からの雨はお昼前に上がりましたが
予報は夜にまた雨。
午後、一瞬青空も見えましたが、ずっと重い曇り空です。
近くの山が白く見えるのは黄砂でしょうか。
いずれにしても天候の回復が見込めませんので
今日の観望会は中止したいと思います。
4月は22日の予定です。
よろしくお願いします。
4月22日は朝から快晴でした。
こんな日は得てして・・・
観望会開始の午後7時30分には雲が広がり、空はもうひとつでした。
見える星が少なかったですが
明るい星をつなぎながら春の星座を巡っていきました。
朝から雲が広がり、予報よりお天気は悪そう。
それでもSCW天気予報では午後8時ごろは雲が晴れそうです。
はたして観望会の始まった午後7時30分には
とりあえず月と金星は見えました。
でもそれ以外は雲の中でしたので、
望遠鏡の極軸合わせやアラインメントはできずです。
来ていただいた方には、月のクレーターや
半月状の金星を望遠鏡で見ていただきました。
そのうち雲もとぎれて星が少しずつ出てきました。
北斗七星が頭上高くに輝き、春の大曲線が伸び、
春の大三角が大きく広がりました。
しし座は月が明るく、星の並びが見にくかったですね。
この夜は、人工衛星のあかりが多かったように思いました。
極めつけは「スターリンク衛星」と思われる光の隊列です。
明るい点が、20個ほど等間隔でつながって
西の方向から北の空を通って雲の中に消えていく、という
現象でした。驚きましたね。
後半は、こと座のベガやさそり座のアンタレスも顔を出しました。
M3球状星団やω星団、プレセペ星団、M101銀河に出現した超新星なども
見ることができました。
この日は、屈折望遠鏡、カセグレン望遠鏡、ドブソニアン、電視観望、
双眼鏡と様々なツールで見ることができました。
ご参加いただいた皆さん、またお越し下さい。
あわせて今回は、ケーブルテレビのKCN京都のプロデューサーの方が
来られました。夏に向けて番組を制作されるそうです。
楽しみですね。
6月24日の観望会は中止しました。
朝から空全体に雲が広がっていました。
うすい雲を通して日差しも届いていましたが青空は見えませんでした。
夕方になっても状況は変わらず、SCW天気予報では午後7時から9時は
雲量100%だったので中止の判断をしました。
夜はうすい雲を通して、月や金星の姿も見えましたが
しばらくすると月も雲に隠れてしまいました。
梅雨の間なので仕方ありません。
来月はもう梅雨が明けてればいいな。
この日は朝から晴れ。
予報では夕方から一時雷雨。
予報通りに午後5時前から激しい雨が降り出しました。
1時間ほどで雨はやみ、晴れてくるのを待ちました。
7時前の東の空には大きな虹が現れ
西の空は「天使の階段」じゃなく何て言うんだろう・・・朝日新聞?夕日新聞?。
午後7時30分ではまだ明るく、望遠鏡のセッティングも間に合わず
見える星も月ぐらいでした。
月は欠け際の明暗がくっきりとしてクレーターの形がよくわかりました。
次第に空に星がひとつふたつ、アークツルス、ベガ、アンタレスと見え始め
夏の大三角、春の大三角、北斗七星もわかるようになってきました。
ミザールとアルコルは分離して見えましたか?
双眼鏡では「いるか座」や「や座」、コートハンガーも見つかりましたか?
アルビレオは2つの色の違った星がきれいに並んでいました。
肉眼でもさそり座の形をたどり、いて座のティーポットの形をたどりました。
はくちょう座やこと座の形もたどりましたね。
あのボーッとしたのは天の川でしょうか?
電視観望では回転銀河や三裂星雲、アレイ星雲なども見ることができました。
色がきれいでしたね。
気がつくと雲はひとつもなく快晴の空になっていました。
9時近くには土星も顔を出しました。
夏の夜空の「星浴び」を満喫することができました。
M21(左)とM20(右) 20230716和束町
この日は朝から快晴。
ただ連日夕方ははげしい夕立。
天気予報も所により激しい雨。
SCW天気予報では、かろうじて和束だけ雨が降らなくて
雲も半分ぐらいですみそうでした。
観望会開始の午後7時30分では西の空は大きな入道雲。
大阪市は警報が出ていたようです。
でも和束は南の空に月齢10の月が輝き、夏の大三角も
よく見えていました。
肉眼でも、アンタレスとアークツルス、ベガでは見た目の色が
ちがいますが、望遠鏡で見るとその違いがよくわかりましたね。
星座は、はくちょう座がよくわかりました。明るい星が十字に並んでいましたね。
カシオペヤ座もきれいに見えました。
カシオペヤ座の「ET」は望遠鏡で観察できましたね。
アルビレオは2つのちがう色の星がならんで輝いていました。
双眼鏡で天の川をたどっていくと、星がいっぱいでした。
「今まででいちばん(たくさん)星が見えた!」
電視観望ではM57やM27を色鮮やかに見ることができました。
望遠鏡で目で見るのと全然違いましたね。
M31アンドロメダ銀河も見ることができました。
光で230万年もかかるほど遠くの銀河ですね。
土星は東の山の上に出ていました。
「土星に環があった!」ですね。
月はとても明るく、クレーターもよく見えました。
少し雲がかかっていたので、まぶしさは少なかったかも。
「お月さまがおどってる!!」
快晴とはいきませんでしたが、それなりに晴れ間があったので
いくつかの星や月、星団、星雲、銀河を見ることができ
楽しんでいただけたと思います。
遠くからお越し下さった皆さま、ありがとうございました。
また機会がありましたらどうぞお越し下さい。
M57 和束町 2023.7.19
朝から曇り空でしたが、予報は午後から晴れ。
しかし、観望会開始の時間でもほぼくもりでした。
かろうじて上弦近くの月が見えていました。
欠け際のクレーターがとてもきれいでした。
「手を伸ばせば届きそう!」でしたね。
じっくりと、くりかえし見ていただけました。
また、雲の間から土星が光っていました。
土星のリングも水平に近づいていますので少し薄いですね。
小さいけれどくっきりと見えました。
ときどき天頂近くの空があけてきました。
夏の大三角が見えていました。
アルビレオの2色の対比がきれいでした。
電視観望ではM57やM27を見ることができました。
しかし雲はずっと広がり続け、なかなか星座を見つけることができませんでした。
夜の空気は少し寒く、上着が必要な気候になりました。
昼間はまだまだ暑いですが、確実に秋は近づいていますね。
天気予報はまあまあ当たります。
くもり時々晴れ予報でした。
午後5時には空全面くもり雲。すき間から星が見えればいいかな、程度で
あまり期待せず臨みました。
午後6時30分でももう真っ暗ですね。
雲が多かったですが、その間から木星・土星が顔を見せていたので
それがメインでした。
早くから来ていただいた方にはとりあえず土星と木星を見ていただきました。
しばらくすると天頂付近から晴れ間が広がってきました。
ペガスス座、アンドロメダ座、おひつじ座、カシオペヤ座など
見えてきました。夏の大三角もがんばっています。
望遠鏡ではET星団、二重星団、アルビレオ、
電視観望ではM31アンドロメダ銀河などを見ていただきました。
秋の星空を見ていただけたと思います。
今年は今回で終了です。
次回は来年4月ごろから再開します。
予定が決まればHPで連絡します。
今年一年、ありがとうございました。
この日は午後は雲が多く、夕方は青空が見られませんでした。
夜に入ってボーッとした空でした。
ポン・ブルックス彗星もふつうの双眼鏡では
まったく見えませんでした。
対空双眼鏡を持ってきていただいた方があり、
それで見たところ、うっすらとそれらしい姿、
ボワッとした光のかたまりがやっと見えました。
この日のメインは「スターリンク衛星」
突然、天頂付近に光の帯が現れ、西から東の方向に移動していきました。
昨年見た「スターリンク」は光が点々と並んで移動するものでしたが
きっと打ち上げてすぐだったのでしょう。
点々に分離する前の光の帯でした。
しばらく移動したあと見えなくなりました。
(4月13日、午前10時(日本時間)にSpaceXは23基のスターリンク衛星を打ち上げています。)
次回は5月11日です。
快晴が2日続いた3日目、朝から快晴。
午後から「晴れ」。
夕方から「くもり」。
「観望会あるある」ですね。
19:30では雲のすき間から1等星のアークツルスやスピカ、
プロキオンやポルックス、カペラが顔をのぞかせていました。
また、細い三日月も雲を通して見えていました。
ただ、「星座」となるときびしい。
参加いただいた方々には、細い月から見ていただきました。
クレーターがはっきり見えましたね。
望遠鏡で見ると、アークツルスはより明るく輝いていました。
肉眼では北斗七星から北極星、春の大曲線、春の大三角を
見ることができました。
電視観望ではおおぐま座の渦巻き銀河を見ていただきました。
北の空にはISSが西から東へとても明るく動いていきました。
今日は7時30分すぎにスターリンク衛星が見られるということで
期待しましたが、一つだけしか見えませんでした。
この日は太陽フレアの影響で「オーロラ」が見えるかも知れない
ということでしたが、さすがに京都ではよくわかりませんでした。
(帰ってから「なよろ市立天文台」のLiveを見ていると、空が赤くなっているのが
はっきりとわかりました。しかし人工衛星の多いこと。)
梅雨入り前の晴れが続いていましたが、土曜日から下り坂。
午後からは雲が広がり、夜は雨の予報でしたので
観望会は中止しました。
また来月(梅雨真っただ中ですが・・)よろしくお願いします。
今日は午前中から雲が全天に広がり、一日中べた曇です。
予報でもこのあと雲が取れない時間が続くということですので
中止とします。
梅雨の後期ということで仕方がありません。
晴れたら「水星」が見えるかも知れない、と期待しましたが
次の機会に置いておきましょう。
来月は10日(土)です。
よろしくお願いします。
今日は、お昼頃雲が広がった時間もありましたが、夕方からその雲も取れてきました。
観望会が始まる頃には、雲ひとつない快晴の空になりました。
今日はスピカ食。ご存じの方もおられて、はじめは月とスピカの共演を見ていただきまし
た。半月前の月の暗い方に少しずつスピカが近づき(実際は月が近づき)とうとうかくれ
てしまいましたね。
何回も何回も望遠鏡をのぞいて、「近づいてきた」「見えなくなった」と話してくれまし
た。望遠鏡をのぞく間に、『望遠鏡で見ると逆さまに見える』ことに気がついた子ども達もいました。すばらしい!
肉眼では、夏の大三角をはじめ、はくちょう座の大きな十字、さそり座の全景、いて座、
北斗七星、北極星など見ていただきました。4等星ぐらいならなんとか見えます。
いるか座を見つけた人もいましたね。
天の川は、なんとなくボーッと白いね、と感じていただけたようです。
双眼鏡で天の川下りをしていただきました。星がいっぱいでしたね。
望遠鏡ではアルビレオやいくつかの星団を見ていただきました。
そして今夜のハイライトは午後8時30分過ぎ。どなたかが「あっ、ながれぼし!!」と
声を上げられました。みんなあわてて空を見上げると北西の方から南にひときわ明るい光
が、オレンジ・黄色・緑と色を変えて流れていきました。
大きな流星でした。おそらくペルセウス座流星群のひとつでしょう。
しばらく皆さん興奮でしたね。
この日は40名近くの方にご参加いただきました。スタッフが少なく、十分に星空をご案内
できずに申し訳ありませんでした。でもここの空は広く暗いです。
これに懲りずにまたご参加下さい。ありがとうございました。
(さそり座といて座 天の川)
この日は朝から快晴。
予報では午後からくもり、夕方にわか雨。
でも7時ごろからは晴れ、というものでした。
夕方には、近くの木津川市でははげしい夕立がありましたが
こちらは雷鳴は聞こえましたが雨は降らず
観望会も開催です。
7時ごろは厚い雲が多いものの、雲のすき間に
土星と月が出ていました。
開始前からお越しの方には、このチャンスを!と
望遠鏡で見ていただきました。
土星は輪が細く、串団子のようでしたね。
月は明るく、まぶしく、でもクレーターがはっきりと
また、「海」もくっきりと見ることができました。
その後も雲が広がる時間帯もありましたが
時折雲の切れ間から夏の大三角やさそり座、ペガスス座、
アンドロメダ座、カシオペヤ座、ケフェウス座など
見ることができました。
双眼鏡で見ると、星座の星々がよりはっきりとわかりましたね。
いるか座や、や座もありました。アンドロメダ銀河もなんとなくわかりました。
望遠鏡ではET星団、二重星団、アルビレオなどを見ていただき、
電視観望では、M57リング星雲やM31アンドロメダ銀河などを
見ていただきました。
空は後半ほどよくなって、見える星座もふえてきました。
来月は、紫金山-アトラス彗星が見えるかも知れない、ということですが
残念ながら、観望会の日は午後6時過ぎに西の空に沈んでしまいます。
次の週なら、もう少し遅い時間まで西の空に見えているはずです。
また来月、どうぞ星の光を浴びに来て下さい。
(わし座・いるか座・や座)
この日も朝からよいお天気で、雲は少しあるものの
観望会はできそうでした。
夕方からさらに雲が少なくなりよい条件になりました。
開始直後は、望遠鏡で、半月過ぎの月や土星を見ていただきました。
月はクレーターの影がよくわかり、立体的に見えました。
本当にでこぼこでしたね。
また、土星は輪がうすくなって、串団子状態でした。
空がより晴れてくると星座もたくさん顔を出しました。
天頂付近には秋の四角形、ペガスス座が広がり、
そこから南へみなみのうお座、くじら座をたどりました。
ペガスス座から北東へアンドロメダ座、ペルセウス座、
カシオペヤ座、ケフェウス座とたどりました。
おひつじ座やすばるも見られました。
望遠鏡では「ET星団」や「二重星団」、「アンドロメダ銀河」も
見ることができました。特に「散開星団」は美しいですね。
アンドロメダ銀河は電視観望でも見られました。
望遠鏡でのぞいたのとカメラでスタックしたものの違いもよくわかりました。
双眼鏡では、すばるが美しかったですね。
また、秋の天の川をたどると星がいっぱいでした。
今回は、ドブソニアン望遠鏡も参加して、今まで以上にいろいろな
望遠鏡で星空を楽しむことができました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
来月で今年の観望会は最終です。
よろしければご参加下さい。
(紫金山-アトラス彗星;観望会の次の日の夕方です。)
例年になくあたたかな秋です。
数日前に急に冷え込みましたが、その後もあたたかです。
観望会にはありがたいです。
数日前の天気予報は曇・雨でしたが、日を追っていい方に変わってきました。
雲がありながらも青空が見られる一日でした。
観望会のスタートは、すでに真っ暗です。
半月過ぎの月、土星、木星などは雲の合間から見られました。
星座の星達も、北の空を中心にポツポツ。
参加された皆さんには、明るい月、土星などをはじめに見ていただきました。
月はまぶしいですが、クレーターがはっきりと見えました。
土星は高倍率で少し暗かったけど、大きな串団子でした。
「団子がひとつしかない・・・」でしたね。
低倍率の望遠鏡では二重星団やすばるを見ていただきました。
星がたくさんキラキラしてとてもきれいでした。
双眼鏡でも秋の天の川やすばるを見ていただきました。
「ブロッコリーや!」
すばるをブロッコリーに見立てる感性はすごい!
木星は茶色いスジが2本見えましたね。
何度も何度も望遠鏡をのぞき、確かめました。
雲がたびたび星を隠しましたので、あまり星座全体を見ることは
できませんでしたが、それでも和束の夜空を楽しんでいただけたと思います。
今年の観望会は今日でおしまい。
また来年もよろしくお願いします。
日程が決まったらこのホームページでお知らせします。
しばし冬眠。
画像処理していない紫金山-アトラス彗星(20241103和束町)