2024.8.10観望会
今日は、お昼頃雲が広がった時間もありましたが、夕方からその雲も取れてきました。
観望会が始まる頃には、雲ひとつない快晴の空になりました。
今日はスピカ食。ご存じの方もおられて、はじめは月とスピカの共演を見ていただきまし
た。半月前の月の暗い方に少しずつスピカが近づき(実際は月が近づき)とうとうかくれ
てしまいましたね。
何回も何回も望遠鏡をのぞいて、「近づいてきた」「見えなくなった」と話してくれまし
た。望遠鏡をのぞく間に、『望遠鏡で見ると逆さまに見える』ことに気がついた子ども達もいました。すばらしい!
肉眼では、夏の大三角をはじめ、はくちょう座の大きな十字、さそり座の全景、いて座、
北斗七星、北極星など見ていただきました。4等星ぐらいならなんとか見えます。
いるか座を見つけた人もいましたね。
天の川は、なんとなくボーッと白いね、と感じていただけたようです。
双眼鏡で天の川下りをしていただきました。星がいっぱいでしたね。
望遠鏡ではアルビレオやいくつかの星団を見ていただきました。
そして今夜のハイライトは午後8時30分過ぎ。どなたかが「あっ、ながれぼし!!」と
声を上げられました。みんなあわてて空を見上げると北西の方から南にひときわ明るい光
が、オレンジ・黄色・緑と色を変えて流れていきました。
大きな流星でした。おそらくペルセウス座流星群のひとつでしょう。
しばらく皆さん興奮でしたね。
この日は40名近くの方にご参加いただきました。スタッフが少なく、十分に星空をご案内
できずに申し訳ありませんでした。でもここの空は広く暗いです。
これに懲りずにまたご参加下さい。ありがとうございました。
(さそり座といて座 天の川)