2023.5.27観望会

朝から雲が広がり、予報よりお天気は悪そう。

それでもSCW天気予報では午後8時ごろは雲が晴れそうです。

はたして観望会の始まった午後7時30分には

とりあえず月と金星は見えました。

でもそれ以外は雲の中でしたので、

望遠鏡の極軸合わせやアラインメントはできずです。

来ていただいた方には、月のクレーターや

半月状の金星を望遠鏡で見ていただきました。

そのうち雲もとぎれて星が少しずつ出てきました。

北斗七星が頭上高くに輝き、春の大曲線が伸び、

春の大三角が大きく広がりました。

しし座は月が明るく、星の並びが見にくかったですね。

この夜は、人工衛星のあかりが多かったように思いました。

極めつけは「スターリンク衛星」と思われる光の隊列です。

明るい点が、20個ほど等間隔でつながって

西の方向から北の空を通って雲の中に消えていく、という

現象でした。驚きましたね。

後半は、こと座のベガやさそり座のアンタレスも顔を出しました。

M3球状星団やω星団、プレセペ星団、M101銀河に出現した超新星なども

見ることができました。

この日は、屈折望遠鏡、カセグレン望遠鏡、ドブソニアン、電視観望、

双眼鏡と様々なツールで見ることができました。

ご参加いただいた皆さん、またお越し下さい。

あわせて今回は、ケーブルテレビのKCN京都のプロデューサーの方が

来られました。夏に向けて番組を制作されるそうです。

楽しみですね。

 

2023年05月28日